銀行の相続にかかる時間としましては、
どの銀行も同じくらいかかる部分と、
亡くなった人の相続関係によって、時間の長短のある部分があります。

銀行の相続で、どの銀行も同じくらいかかる部分の時間としては、
相続手続き書類が提出された後、
その書類の審査にかかる時間です。

この書類審査にかかる時間は、
だいたいどの銀行も同じで、
約1週間~2週間はかかります。

つまり、相続手続き書類に不備・不足が無くても、
銀行の担当者が、書類に目を通して審査する時間として、
約1週間~2週間はかかるということです。

そして、書類審査でOKになれば、
代表相続人の銀行口座に、
亡くなった人の預貯金の全額が振り込まれる流れになっています。

この約1週間~2週間という時間は、
相続手続き書類の提出後、
どの銀行でも同じようにかかる時間です。

そのため、相続手続き書類を提出したからと言って、
相続人の銀行口座に、
すぐに振り込まれるわけではないということです。

逆に、書類審査で、不備・不足が見つかれば、
それらをすべて補わなければ、
いつまでも手続きを済ませることはできないのです。

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また、銀行の相続にかかる時間で、
大きく差が出てくるのが、
相続手続き書類を提出するまでの作業時間です。

たとえば、亡くなった人の配偶者や子供が相続人の場合には、
相続手続きに必要な戸籍の謄本類を集める作業や、
手続き書類の作成にも、それほど時間のかかるものではありません。

しかし、亡くなった人の戸籍の本籍が県外にあったり、
転籍の多い人であれば、必要な戸籍の謄本類を集めるだけで、
数週間かかることもよくあることです。

そのため、銀行に相続手続き書類を提出するまでの時間としては、
だいたい2週間~1か月前後は、
見ておく必要があります。

もし、亡くなった人に子供がいない場合で、
亡くなった人の兄弟姉妹や甥姪が相続人の場合には、
さらに数倍の時間がかかることがほとんどです。

なぜなら、亡くなった人の兄弟姉妹や甥姪が相続人の場合には、
亡くなった人の子供が相続人の場合に比べて、
必要な戸籍の謄本類の数が数倍になるからです。

さらに、必要な戸籍の謄本類を集めるには、
取得した戸籍の謄本類の内容を、1つ1つ正確に読み取って、
次の戸籍の取得先の役所などを調べる作業も含まれます。

また、戸籍の謄本類が多ければ多いほど、
銀行に書類を提出してからの書類審査の時間も、
多少の影響を受けますが、それについては数日の差です。

やはり、銀行の相続で、
一番時間と労力のかかる作業は、
相続手続きに必要な戸籍の謄本類をすべて集める作業と言えます。

そして、必要な戸籍の謄本類の数が多い人ほど、
銀行の相続にかかる時間も、
変わってくると言えるのです。

ただ、戸籍の謄本類がすべてそろっても、
相続人全員による遺産分割の協議もしなければなりません。

遺産分割の協議については、すぐに話がまとまることもあれば、
数年経ってもまとまらないこともあり、
銀行の相続にかかる時間の中でも、一番不透明な作業時間です。

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