ゆうちょ銀行に口座を持っている人が亡くなり、
相続人が、その事実をゆうちょ銀行の窓口に伝えた時点で、
亡くなった人の口座は凍結されます。

伝える窓口としては、
ゆうちょ銀行の窓口がある郵便局なら、
どこの郵便局でもかまいません。

ただ、ゆうちょ銀行の窓口では、亡くなったことの事実確認のために、
亡くなった人の住所・氏名、生年月日、そして、亡くなった年月日や、
口座番号などについて、何点か質問されることになります。

それらの質問に対して正確に答えることができれば、
窓口担当者の判断によって、その時点で、
亡くなった人のゆうちょ銀行口座が、すべて凍結されるのです。

口座が凍結されれば、
その口座の普通貯金や定期預金の出金はもちろんのこと、
入金すらできなくなります。

そして、相続確認表という3枚~5枚つづりの用紙を窓口でもらい、
その内3枚の用紙に、その場で必要事項を記入するか、
持ち帰って記入して、後日、ゆうちょ銀行窓口に提出します。

もし後日、相続確認表3枚を提出する時には、
相続確認表の用紙をもらった郵便局でなく、
他の郵便局のゆうちょ銀行窓口でも良いです。

なお、相続確認表に記入する人は、
通常、代表相続人になりますので、
窓口に行くのも、代表相続人1人だけでもかまいません。

そして、相続確認表を提出する段階では、
相続に必要な戸籍の謄本類や、遺産分割協議書、
相続人の印鑑証明書などは必要ありません。

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また、相続確認表をゆうちょ銀行の窓口に提出した後、
約1週間~2週間で、「必要書類のご案内」という書類が、
ゆうちょ銀行の貯金事務センターから郵送で送られてきます。

その「必要書類のご案内」に従って、
相続に必要な戸籍の謄本類の収集や、
遺産分割協議書の作成などを行います。

ただ、相続に必要な戸籍の謄本類の収集には、
時間がかかることが多いため、ゆうちょ銀行の窓口で、
相続確認表をもらう前に、そろえておいた方が良いでしょう。

なぜなら、相続に必要な戸籍の謄本類というのは、
亡くなった人と相続人との関係によって、
必要な戸籍の範囲が決まっているからです。

いずれにしても、ゆうちょ銀行からの「必要書類のご案内」に従って、

・ 貯金等相続手続請求書という用紙、

・ 相続に必要な戸籍の謄本類、

・ 相続人全員の印鑑証明書(発行後6か月以内)、

・ 代表相続人の身分証明書、

・ もしあれば、検認済みの遺言書か、遺産分割協議書

などの書類をそろえます。

上記の書類がすべてそろった段階で、
相続確認表を提出したゆうちょ銀行の窓口に書類を提出します。

その後、ゆうちょ銀行の貯金事務センターで書類審査が行われ、
不備・不足が無ければ、亡くなった人の口座凍結が解除されて、
代表相続人のゆうちょ銀行口座に、貯金の全額が振り込まれるのです。

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