JAバンク(農協)では、他の銀行とは違い、
口座を作る時に出資金を出す人も多くいます。

そこで、このページでは、出資金のあるJAバンク(農協)の相続について、
相続専門の行政書士が解説致します。

  • 農協(JA)の出資金とは
  • 農協(JA)の出資金は相続できる?
  • 農協の出資金は遺産分割協議書に記載する?
  • 農協(JA)の出資金とは

    農協の出資金とは、普通貯金や定期貯金とは違って、
    預金の保証は無いのですが、毎年1回、
    出資の配当金を得ることができるものです。

    この出資金の仕組みについては、
    農協(JA)や信用金庫で見られる独自の仕組みと言えます。

    そして、出資の配当金は、普通貯金や定期貯金の低い利率とは違い、
    高い利率になっているのが魅力の1つです。

    そのため、農協に口座を作っている人の中には、
    少額でも出資金を出している人が多いのです。

    ただ、亡くなった方の出資金の相続については、
    このページの下記「農協(JA)の出資金は相続できる?」で、
    解説しているとおりとなりますので注意が必要です。

    農協(JA)の出資金は相続できる?

    もし、出資金を出している人が亡くなれば、
    その出資金についても相続の対象となります。

    つまり、農協(JA)に銀行口座を持っている人が亡くなれば、
    普通貯金や定期貯金だけの相続ではないということです。

    もちろん、出資金を出していない人であれば、
    普通貯金や定期貯金だけの相続でもかまいません。

    しかし、出資金を出している人が亡くなれば、
    その出資金の相続手続きも行う必要があるということです。

    スポンサーリンク


    また、出資金の相続手続きについては、
    普通貯金や定期貯金の相続手続きと、
    同時にしないといけないことになっています。

    つまり、出資金の相続手続きをしないで、
    普通貯金と定期貯金の相続手続きだけを行う、
    といったことはできないということです。

    そのため、亡くなった人が農協(JA)に口座を持っていれば、
    出資金を出しているのかどうかを調べる必要があります。

    調べる方法としては、
    亡くなった人の通帳を見ればわかることもあります。

    もし、亡くなった人が出資金を出していれば、
    毎年1回、7月頃に「出資配当金」という項目で、
    普通貯金に記帳されるからです。

    出資配当金については、
    出資金の金額が高ければ高いほど、
    配当金も高くなります。

    たとえば、約50万円の出資金を出していれば、
    現在ではだいたい1%くらいの利率ですので、
    税引後、約3,000円くらいの配当金になります。

    逆に、1,000円程度の出資金であれば、
    数円の配当金になるわけです。

    ただ、亡くなった人の通帳に、
    「出資配当金」の記載が見当たらなくても、念のため、
    農協(JA)の窓口に確認は必要になります。

    なぜなら、通帳の新旧のタイミングや、
    配当金の受け取り方によっては、
    通帳に「出資配当金」の記載が載らないこともあるからです。

    また、相続人同士の話し合いで、
    出資金についてどう配分するのかについても、
    相続手続きの前に、話し合っておく必要があります。

    そして、遺産分割協議書を作る場合には、
    このページの下記「農協の出資金は遺産分割協議書に記載する?」で、
    解説している通りとなりますので注意が必要です。

    なお、農協(JA)の出資金の相続方法については、
    農協(JA)の出資金を相続する方法」を参照ください。

    また、農協(JA)の相続手続きや必要書類については、
    JAバンク(農協)の相続手続き」や、「JAバンク(農協)の相続の必要書類」で、
    くわしく解説しています。

    ただ、農協(JA)の相続手続きについては、
    JAバンク(農協)の相続の流れ」を先に確認しておくと、
    スムーズに進めることができるようになります。

    農協の出資金は遺産分割協議書に記載する?

    もし、遺産分割協議書を作成するのであれば、
    農協(JA)の普通貯金や定期貯金の相続についてだけでなく、
    出資金の相続についても記載しておく必要があります。

    なぜなら、普通貯金や定期貯金と出資金というのは別物ですので、
    遺産分割協議書には、それぞれ誰がどれ位相続するのかということを、
    明確に記載しておかないと、相続手続きができないこともあるからです。

    そのため、亡くなった人が農協(JA)に口座を持っていれば、
    最初の段階で、出資金の有無や金額について、
    正確に調べておく必要があるのです。

    亡くなった人の農協(JA)にある出資金の有無や金額などの調査については、
    金融機関の残高証明書の取得(最終金額や数量の把握)に困っていませんか?
    で解決することができます。

    スポンサーリンク


    なお、農協(JA)の出資金の相続の仕方については、
    農協(JA)の出資金を相続する方法」で、
    具体的な流れによって解説しています。

    また、遺産分割協議書の作成については、
    遺産分割協議書の書き方」や、「遺産分割協議書に必要な書類」を、
    先に確認しておくと良いです。

    特に、戸籍関係については、
    遺産分割協議書を作成する場合でも、作成しない場合でも、
    JAバンク(農協)の相続に必要な戸籍」のように必ず必要な書類となります。

    【関連記事】

    JAバンク(農協)の相続手続き

    農協(JA)の出資金を相続する方法

    JAバンク(農協)の相続の必要書類

    銀行預金の相続手続き(払戻し・清算手続き)に困っていませんか?

    遺産分割協議書の書き方

    出資金を相続する場合、貯金の相続と同時に行う必要があるため、
    農協(JA)の出資金を相続する方法」で先に確認しておきましょう。

    【次の関連性の高いページもよく読まれています。】

    農協(JA)などの相続手続きでお困りの方は、
    銀行預金の相続手続き(払戻し・清算手続き)に困っていませんか?」で、
    最初から相続完了までのすべてを楽に解決することができます。
    亡くなった方の農協(JA)の出資金の有無や金額については、
    金融機関の残高証明書の取得(最終金額や数量の把握)に困っていませんか?で、
    あなたは手間も時間もかけることなく楽に調べることができます。
    農協(JA)などの銀行預金の相続方法については、
    銀行預金を相続する方法」を参照ください。
    もし、農協(JA)の出資金や遺産分割協議書についてご質問がある方は、
    気軽に質問できる!相続質問コーナー」をご利用ください。