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遺産分割協議書の書き方
遺産分割協議書の書き方としては、
特に様式が決まっているわけではありませんが、
いくつかの事柄については、記載が必要です。
いくつかの事柄とは、
・ 亡くなった人の氏名と最後の住所、最後の本籍、死亡年月日、
・ 相続人の内、誰が、遺産の何を、どのように取得するのかについて
・ 遺産分割協議書の作成年月日、
・ 法定相続人全員の住所と氏名を自署で記入した上で、実印の押印、
・ 法定相続人全員での遺産分割協議の結果、協議が成立した旨。

少なくとも、以上の事柄については、記載が必要になります。
また、亡くなった人の生年月日についても、
できれば記載しておいた方が良いでしょう。
用紙については、遺産の数や、相続人の人数が少なくて、
A4サイズの用紙におさまれば、A4サイズの用紙でも良いですし、
おさまらなければ、A3サイズの用紙で作成してもかまいません。
ただ、遺産の数や、相続人の人数が多くて、
A3サイズでもおさまらない場合には、
数枚の遺産分割協議書になることもあります。
その場合には、1枚1枚相続人全員の実印の契印(割り印)が必要になりますので、
文字を少しだけ小さくしたり、行を詰めたりして、
できるだけ、1枚の遺産分割協議書で作成する方が良いかもしれません。
ではまず、亡くなった人が残した遺産の中に、
銀行預金がある場合の遺産分割協議書の書き方についてです。
基本的に、遺産分割協議書には、
銀行名と支店名については、かならず記載して、
誰がそれを取得するのかについて記載します。
具体的には、
『○○銀行○○支店 普通預金 口座番号○○○○○ 金○○万円』
といった記載が一般的です。
ただ、口座番号や金額については、
必ず記載が必要というわけではありませんので、
たとえば、『○○銀行○○支店の預貯金のすべて』、
といった書き方でもかまいません。
しかし、遺産分割協議書の書き方によっては、
実際の銀行での相続手続きの際に、
手続きができないといった事態が起こることもあります。
そのため、遺産分割協議書を作成した時には、
相続人全員の住所、氏名、実印の押印をする前に、
事前に各金融機関に確認しておくことがベストです。
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また、遺産分割協議書の最後には、
協議書に記載のない遺産、および、後日判明した遺産や負債について、
どうするのかについても記載しておいた方が良いでしょう。
具体的には、「本協議書に記載のない遺産、および、
後日判明した遺産や負債については、
判明時に、相続人全員で協議する」 といった感じです。
もちろん、この一文については、
無くても、遺産分割協議書としては問題ありませんが、
後日、相続人同士の問題になる可能性が残ります。
また、遺産分割協議書の作成部数については、
相続人の人数分を作成して、
相続人全員が、原本1部を保管しておくのが一般的です。
しかし、遺産の金額が少額であったり、
相続人同士の話し合いでも問題なければ、
遺産分割協議書の原本は、1部だけ作成することでも良いでしょう。
なお、遺産分割協議書を作成して、
協議書に、相続人全員の住所と氏名の自署と、
実印の押印がされただけでは、まだ、完成したとは言えません。
なぜなら、遺産分割協議書は、
相続人全員の印鑑証明書各1通が添付された時に、
完成したと言えるからです。
逆に言えば、銀行の相続手続き時に、遺産分割協議書だけを提出しても、
相続人全員の印鑑証明書の添付がなければ、
相続手続きを済ますことができません。
つまり、遺産分割協議書と、相続人全員の印鑑証明書が、
両方そろって、はじめて完成するものと言えるのです。
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